筋肉質

テストステロン量の多い男性は筋肉がつきやすいという特徴があります。実際にアスリートの血液を採取すると一般の男性よりもテストステロン量が多いことがわかります。また、ある大学の研究チームの発表によると、体内のテストステロン量が増加することで、筋肉量が増えて除脂肪体重が増加したことが判明しました。もちろんまったく運動をしなければ筋肉はつきません。しかし、周りと同じ運動量でも筋肉がつきやすいのはテストステロンが関係している可能性があります。

脂肪がつきにくい

どれだけダイエットをしていても筋肉はついたけど、脂肪がなかなか落ちないと悩んでいる人もいるのではないでしょうか。テストステロン量の高い男性は筋肉がつきやすいだけでなく、脂肪がつきにくくなるという特徴もあります。アメリカの大学の研究チームによる実験によると、除脂肪体重の計測と一種に脂肪量の継続もおこなった結果、テストステロン量を増やした男性の脂肪量が平均して11％も低下したというデータを発表しています。

ニキビができやすい

テストステロン量が多いとメリットばかりが目に行きますが、いくつかのデメリットもあります。その一つとして、ニキビができやすいという特徴があります。ただし、直接的な関係はありません。ニキビの原因である皮脂の分泌はテストステロンが変換されて発生するホルモンが増やしています。この変換する酵素が5αリダクターゼです。つまり、5αリダクターゼが活発な男性はニキビの原因であるホルモンを発生しやすいという特徴があります。