テストステロンの多い男性の特徴②

体毛が濃い

筋肉質でたくましい体の男性は体毛が濃いというイメージを持っている人もいるかもしれません。たとえば、ペナルティのワッキーさんがその代表例です。体毛とは本来、外敵から体を守るための機能です。テストステロンにはたしかに髪の毛やヒゲ、胸毛など体毛を濃くする作用があります。男性であれば思春期のころにヒゲや陰毛、胸毛が生え始める経験をしたことがあるはず。これはテストステロンが10代の思春期に多く分泌されるからです。

性欲が強い

性欲が強いのもテストステロン量が高い男性の特徴の一つです。思春期になって体が大きくなり、体毛が生え始めると同時に、初めて性欲を経験するものです。アメリカの研究所で1632名の男性を対象にした研究では、性欲の低い男性は血中テストステロン量も低いことが判明しています。よくジムに通い始めてから性欲が強くなったという話を聞きますが、筋肉量とテストステロンは密接な関係にあります。性欲を強めるためにも、筋トレをしてみるのも良いでしょう。

感情的

一般的にはテストステロン量が多い男性ほど喜怒哀楽がはっきりしていると言われています。テストステロン量が少ない男性の特徴として、無気力であったり落ち込みやすかったりといったものがあります。実際にテストステロン量が少なくなることで発症する男性更年期障害の症状について、大阪大学の辻村教授は「症状は多様で、大別すると1つ目が「性機能関連症状」、2つ目は「精神・心理症状」」と精神状態も関係してくると説明しています。

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